【初心者向け】YouTubeロケ撮影完全攻略!必要機材3つとプロの現場ノウハウ4選

「外での撮影って何を準備すればいい?」「映像や音声がうまく録れなくて困った」など、そんな悩みを持つ方は多いのではないでしょうか。

YouTube運用でロケ撮影に挑戦すると、室内撮影とは異なるさまざまな壁にぶつかるものです。

本記事では、累計150社以上を支援してきた経験をもとに、ロケ撮影で必要な機材の選び方と現場で失敗しないためのポイントを解説します。
初心者の方でも実践できる内容ですので、ぜひ参考にしてください。

この記事の筆者

【鳥屋直弘】

株式会社BIRDY代表取締役/StockSun認定パートナー

企業のYouTube運用を専門とするマーケター。
これまで120社以上の法人チャンネルを支援し、累計10,000本以上の動画制作に携わる。

東北大学在学中にYouTube事業を立ち上げ、登録者数約29万人の「年収チャンネル」のディレクターも務める。
戦略と制作の両軸に通じた、現場目線の伴走支援を強みに持つ。

「動画を作って終わり」ではなく、確実に成果につなげるチャンネル運用を一緒に目指したい方は、ぜひお気軽にご相談ください。

▼本記事の内容は、YouTube動画でも詳しく解説しています。

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目次

ロケ撮影とは?室内撮影との違いを理解する

YouTubeの撮影は、大きく2つのパターンに分かれます。
1つは屋内でカメラを固定して撮影する「室内撮影」。
もう1つは、カメラを動かしながら屋外で撮影する「ロケ撮影」です。

室内撮影では、スタンド式の照明を電源ケーブルにつないで使用できるため、安定した光量を確保できます。
一方で、ロケ撮影は移動しながら撮るため、使用できる機材に制限があり、環境のコントロールも難しくなります。

ロケ撮影では、具体的にどんな機材を用意すればよいのか、次のセクションで詳しく見ていきましょう。

室内撮影のコツは、こちらの記事をご覧ください。

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ロケ撮影に必要な機材をそろえよう

ロケ撮影では、照明・カメラ・マイクの3つが必要です。
室内撮影で使用している機材をそのまま使えないケースも多いため、屋外撮影に適したアイテムを準備しましょう。

ここでは、それぞれの機材について、選び方のポイントを解説します。

選び方のポイント1. 照明は電池式・充電式を選ぶ

ロケ撮影では、電池式または充電式の照明を用意しましょう。
室内で使うケーブル式の照明は、持ち運びに不向きです。

特に夜間のロケ撮影では、照明が必須
照明がないとカメラが人物の顔を認識できず、ピントが合わない映像になってしまいます。

おすすめは、カメラ上部に装着できるタイプの照明です。
「ホットシュー」と呼ばれるカメラ上部の取り付け部分にカチッとはめるだけで設置できます。
手持ちで使えるタイプもあるため、撮影スタイルに合わせて選びましょう。

選び方のポイント2. カメラはビデオカメラがおすすめ

撮影で使用するカメラには、「一眼レフカメラ」と「ビデオカメラ」の2種類があります。
ロケ撮影には、ビデオカメラが最適。手ブレに強く、連続撮影時間が長い特徴があります。

一方で、背景をぼかしたクオリティの高い映像を撮りたい場合は、一眼レフカメラがおすすめです。
屋外で一眼レフカメラを使用する際は、スタビライザー(手ブレを抑える機材)を必ず併用してください。

なお、一眼レフカメラのなかには、30分までしか連続撮影できない機種があるほか、4K撮影時に本体がオーバーヒートして途中で停止してしまうリスクもあります。
バッテリーの持ち時間も1時間前後と短いため、予備バッテリーを複数用意しておくと安心です。

選び方のポイント3. スマホ撮影のメリットと限界を知る

「スマホ1台で撮影できないの?」と思う方もいるかもしれません。
結論から言うと、スマホでも撮影は可能ですが、ズーム性能に限界があります。

スマホでズーム撮影を行うと画質が低下し、チープな印象の映像になりがちです。
iPhoneの上位機種であれば光学ズームに対応していますが、一般的なスマホでは拡大時の画質低下は避けられません。

一方で、スマホには「撮っている感が少ない」という独自のメリットがあります。
たとえば飲食店での密着取材では、大きなカメラを構えると周囲のお客様が緊張してしまうことがありますが、スマホであれば自然な雰囲気のまま撮影を進められます。

また、スマホは広角撮影に強い点も魅力です。
ビデオカメラや一眼レフカメラで同等の広角を実現するには、専用レンズを追加購入しなければならない場合がありますが、スマホなら1台で対応可能です。

外部マイクとの連携も考慮すると、ビデオカメラを基本機材としつつ、場面に応じてスマホを使い分けるのが現実的な選択といえるでしょう。

選び方のポイント4. マイクはガンマイクとピンマイクを使い分ける

屋外撮影では、マイク選びが映像のクオリティを大きく左右します。
おすすめは「ガンマイク」と「ピンマイク」の2種類です。

種類特徴
ガンマイク・カメラに直接取り付けて使用
・カメラ内に音声を取り込めるため、編集時に映像と音声を合わせる手間がない
・手元で音声を確認しながら撮れるため、録音ミスに気づきやすい
・カメラから給電できるタイプなら電池切れの心配がない
・向けている方向の音しか拾えないため、複数人の会話には不向き
ピンマイク・出演者の胸元に装着して使用
・複数人の声を同時に録音できる
・衣擦れで雑音が入るリスクがある
・機種によっては撮影中に音声を確認できない

ガンマイクは指向性が高く、向けた方向の音しか拾いません。
たとえば、左側の人物を映しながら右側の人の声を録るような場面には不向きです。

1対1のインタビューや1人撮影ならガンマイクで十分対応できますが、複数人が登場する企画ではピンマイクを使用しましょう。

鳥屋が実際に使用しているおすすめのピンマイク

ピンマイクには大きく分けて2つのタイプがあり、それぞれメリット・デメリットがあります。
ここでは、実際の現場で使用している機材をもとに、選び方のポイントを解説します。

撮影の目的や予算に合わせて、最適なマイクを選んでみてください。

1.完全独立タイプのピンマイク(TASCAMなど)

1つ目は、完全独立タイプのピンマイクです。
TASCAMなどのメーカーから販売されており、価格は1万円台後半と、無線マイクのなかでは比較的手頃です。

完全独立タイプの特徴
  • 電池式で動作(単3または単4電池で長時間録音が可能)
  • 本体にマイクを接続するだけで準備が簡単
  • 軽量でポケットに入れても負担が少ない

準備が簡単ですが、録音中に音声を確認できないデメリットがあります。
そのため、衣擦れのガサガサ音が入っていたり、電池切れで録音できていなかったりしても現場では気づけません。

そのため、完全独立タイプはメインマイクではなくバックアップ用として使うのがおすすめです。
価格が手頃なので、サブ機材として1台持っておくと安心でしょう。

2.音声モニタリング可能なピンマイク(DJIなど)

2つ目は、撮影中に音声を確認できるタイプのピンマイクです。
代表的な製品にDJI製のワイヤレスマイクがあり、価格は1セット4〜5万円前後です。

このタイプは2つのマイクがセットになっており、Aさん・Bさんの2人に同時装着できます。
受信機をスマホやカメラに接続すれば、撮影しながら2人分の音声をリアルタイムで確認可能です。

DJIマイクの特徴
  • 2名分のマイクで同時収音が可能
  • スマホやビデオカメラに接続して映像と音声を一緒に録れる
  • 受信機に入れるだけで充電できるため管理が楽
  • マイク本体にも音声が録音される(2重バックアップ)

特に注目したいのは、マイク本体にも音声が録音される点
万が一、カメラや受信機との接続がうまくいかず音声が途切れたとしても、マイク側にバックアップが残ります。

YouTube運用代行や企業チャンネルの現場など、失敗が許されない撮影ではこの機能が大きな安心材料となります。
価格は独立タイプの2倍以上ですが、安定性と信頼性を考えれば十分に投資する価値があります。

【補足】3名以上が出演する場合の対応方法

DJIマイクは同時収音が2名までのため、3名以上が出演する撮影では別の方法を検討する必要があります。

方法1:DJIマイクを2セット使用する

最もシンプルな方法は、DJIマイクを2セット導入することです。
費用は8万円前後と高額にはなりますが、操作性や充電のしやすさを考慮すれば現実的な選択肢といえます。

方法2:業務用ワイヤレスマイクを導入する

もう1つの選択肢は、ソニーなどから販売されている業務用ワイヤレスマイクを使用する方法です。
4名まで同時収音できるモデルもありますが、導入のハードルはやや高めです。

業務用ワイヤレスマイクの注意点
  • 出演者につけるマイクと受信側の機材、それぞれに電池が必要(4名分で合計16個の電池)
  • 音声をまとめるハンディレコーダーも別途必要
  • マイク1台あたりの価格が8〜9万円と高額

個人チャンネルで「4名同時撮影のために30〜40万円の機材を導入する」というのは非現実的です。
企業でも稟議が通りにくい価格帯のため、まずはDJIマイク2台で対応し、必要に応じて業務用機材を検討するのがいいでしょう。

実際、ゴルフ動画で4名の出演者を撮影した際には、複数のマイクで多重録音を行い、音声のバックアップを徹底しました。
結果的にすべての音声が問題なく収録できたのは、この事前対策のおかげです。

ロケ撮影で失敗しないためのポイント4つ

ロケ撮影では、室内撮影にはないトラブルが起きやすいため、事前に対策を知っておくと安心です。
ここでは、現場で特に気をつけたい4つのポイントを解説します。

ポイント1. 音声は複数の機材で多重録音する

ロケ撮影で最も多いトラブルは、音声の録音ミスです。
機材の不調や電池切れ、接続不良など、原因はさまざまですが、現場で録れていないことに気づけないことがあります。

機材トラブルは準備不足ではなく、機械である以上、誰にでも起こり得るものです。
最も確実な対策は、複数の機材で同時録音すること。

たとえば、ピンマイクで録音しながらカメラのガンマイクでも収音しておけば、どちらかにトラブルがあっても音声素材は確保できます。
「絶対にミスできない」撮影では、3重・4重のバックアップ体制を取るくらいが安全です。

音声トラブルは撮り直しが効かないので、必ず保険をかけておきましょう。

ポイント2. 風が強い場所では風防を必ず装着する

室内撮影とロケ撮影の最大の違いは、風の影響です。
風がマイクに当たると「ボボボ」という低音ノイズが入り、音声が使えなくなってしまいます。

対策としては、すべてのマイクに風防(ウィンドスクリーン)を装着しましょう。
風防とは、マイクにかぶせるスポンジやファー素材のカバーのことです。風音を軽減しながら声をクリアに拾うよう設計されています。

特に、ゴルフ場や海辺、屋上など、風が吹きやすいロケ地では必須アイテムです。
価格も数百円からと手頃なので、マイクを購入したら必ずセットで用意しておきましょう。

ポイント3. 手ブレ対策を徹底する

屋外撮影では、自分が思っている以上に映像がブレています。
歩きながらの撮影や被写体を追う場面では、わずかな揺れでも映像の印象を大きく損ねます。

ビデオカメラを使用する場合は、手ブレ補正機能を最大レベルに設定してください。
機種によっては「アクティブモード」や「インテリジェント補正」などの強力な設定があり、これを使うと映像の安定感が格段に向上します。

一眼レフカメラの場合は、スタビライザー(ジンバル)なしでの撮影はほぼ不可能と考えましょう。
三脚やジンバルを使用してカメラを安定させる工夫が必要です。

ポイント4. 音声は流しっぱなし、映像はこまめに切る

音声と映像を別々に録音する場合は、音声を流しっぱなしにして、映像だけこまめに止めるのが鉄則です。

特にロケ撮影では、状況が流動的なため、音声と映像の数がズレやすくなります。
編集時に「どの映像がどの音声とリンクしているか」を探す作業が発生し、編集効率が大幅に低下します。

長時間のロケでは、この方法を覚えておくだけで、編集作業のストレスが大幅に軽減されます。

まとめ:ロケ撮影は準備と機材選びが9割

本記事では、YouTubeのロケ撮影で必要な機材と、失敗しないためのポイントを解説しました。

押さえておきたいポイント
  • 照明は電池式・充電式を選び、夜間撮影に備える
  • カメラはビデオカメラが安定、一眼を使うならスタビライザー必須
  • マイクはガンマイクとピンマイクを場面に応じて使い分ける
  • 音声は複数機材で多重録音してバックアップを取る
  • 風防と手ブレ補正で環境トラブルを防ぐ

まずは手持ちの機材を確認し、足りないものをリストアップしてみてください。
特に最初のロケ撮影では、音声の多重録音を意識するだけでも失敗のリスクを大幅に減らせます。

ここまで読んで「撮影が難しそう」「機材にコストがかかるならプロに任せたい」と感じた方は、ぜひ法人専用のYouTube支援を行っているBIRDYにご相談ください!

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株式会社BIRDY(バーディ)は、東京都新宿区を拠点に活動する企業専門のYouTube運用代行・動画制作・コンサルティング会社です。戦略設計から法人チャンネル立ち上げ、撮影・編集、内製化支援まで一気通貫で対応できる日本でも数少ないパートナーとして、上場企業複数社を含め、累計150社以上のYoutube支援・1万本以上の動画を企画・制作してきました。

代表の鳥屋自身が実際に運用してきたYouTubeチャンネルの知見を活かし、机上の理論ではなく“実戦ベース”で成果を出せるサポートを提供。ビジネス系チャンネル・法人チャンネルのノウハウは日本トップクラスです。マーケティング×制作の両軸から企業YouTubeを成功へと導きます。

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