採用難の時代に効く「YouTube採用」のコツ|始め方や費用相場を解説

本記事のまとめ
  • YouTube採用を正しく運用すると、ミスマッチが減り定着率が上がり、「採用し続けなければいけない状況」から抜け出せる
  • 採用動画の種類は「社員インタビュー」「仕事紹介」「社長メッセージ」「会社紹介」が主流
  • 費用相場は動画1本あたり40万円〜(外注の場合)。チャンネル運用代行は月額30万円〜
  • BIRDYの支援事例では「1本の動画で16名採用」という実績がある
  • 「採用動画を作って終わり」ではなく、チャンネル設計・継続投稿・分析改善が成果につながる
  • YouTube採用にお悩みなら、150社以上の支援実績を持つBIRDYへ無料相談がおすすめ
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この記事の筆者

【鳥屋直弘】

株式会社BIRDY代表取締役/StockSun認定パートナー

企業のYouTube運用を専門とするマーケター。
これまで150社以上の法人チャンネルを支援し、累計15,000本以上の動画制作に携わる。

東北大学在学中にYouTube事業を立ち上げ、登録者数約29万人の「年収チャンネル」のディレクターも務める。
戦略と制作の両軸に通じた、現場目線の伴走支援を強みに持つ。

「動画を作って終わり」ではなく、確実に成果につなげるチャンネル運用を一緒に目指したい方は、ぜひお気軽にご相談ください。

目次

YouTube採用とは

YouTube採用とは、自社のYouTubeチャンネルに採用動画を公開し、求職者に「働くリアル」を伝えながら応募・採用につなげる手法です。求人媒体では伝えきれない職場の雰囲気・社員の人柄・仕事の実態を動画で可視化することで、ミスマッチを減らし定着率を高めることを目的とします。

近年この手法が注目されている背景には、求職者側の変化があります。求人媒体の情報は文字と数枚の写真が中心ですが、求職者が本当に知りたいのは「実際に働く社員の表情」「職場の雰囲気」「仕事のリアル」といった、動画でしか伝わらない情報です。

特に転職経験者は「条件は良かったのに職場の雰囲気が合わなかった」という失敗から、入社前に会社の実態を動画で確認したいというニーズを強く持っています。

求職者が応募前に動画を視聴することで志望度・理解度が大きく上がり、内定承諾率の向上やミスマッチの減少につながります。また、動画資産は制作後も継続して求職者に届き続けるため、「早く始めた会社が有利になる」構造を持っています。

筆者・鳥屋

競合他社がYouTube採用に本格参入する前に立ち上げておくことが、中長期での採用戦略として有効です。

▼こちらの動画でもくわしく解説しています。

YouTubeを採用活動に使う4つのメリット

YouTubeを採用に活用する具体的なメリットを4つ整理します。

メリット①採用コストを中長期的に削減しやすくなる

求人広告は、掲載を止めると応募も止まる「消費型」の施策です。一方、採用動画は一度制作すれば半永久的に求職者に見てもらえる「資産型コンテンツ」です。

たとえば月額30万円の求人広告を1年間掲載すると360万円のコストが発生します。しかし同じ360万円で採用動画を最大9本制作して継続的に運用すれば、長期的にはるかに高いROI(投資対効果)が期待できます。

筆者・鳥屋

この構造の違いが、3年・5年というスパンで見たときに採用コスト全体を大きく左右することになります。

メリット②「採用し続けなければいけない状況」から抜け出せる

採用コストが増え続ける大きな原因は、採用してもすぐ辞めてしまうという悪循環にあります。

動画で職場の雰囲気・社員の人柄・仕事の実態を事前に伝えることで、入社後のギャップが解消されます。応募段階で「この会社は自分に合わない」と判断する求職者は自然に離脱するため、応募数は減ってもマッチ度の高い応募者が集まります。結果として定着率が上がり、採用頻度自体が下がるでしょう。

また、動画で会社に興味を持った求職者は、転職を本格的に動き出す一歩手前の段階で応募してくるケースが多い傾向があります。他社と比較される前に内定承諾まで進みやすく、内定辞退リスクの低減にも効果があります。

YouTube採用の最大の目的は、採用コストを削減することではありません。ミスマッチをなくして定着率を上げ、採用し続けなければいけない状況そのものを解消することです。

メリット③企業のブランディングと採用が同時に進む

採用動画は、そのまま企業ブランディングコンテンツとしても機能します。社員インタビューや仕事紹介の動画は、求職者だけでなく取引先・見込み顧客・既存社員にも届きます。

採用活動を行いながら、企業認知・サービス認知・社内エンゲージメント向上にも貢献する「二重・三重の効果」が期待できる点が、YouTube採用の大きな魅力です。実際に、BIRDYの支援企業では、「採用目的で制作した社員インタビュー動画が、取引先からの信頼獲得につながった」というケースもあります。

また、既存社員が採用動画を視聴することで、会社の価値観や方向性を再認識し、社内エンゲージメント向上につながるケースもあります。

筆者・鳥屋

採用コンテンツは新規採用だけでなく、すでにいるメンバーの定着にも貢献する点が、求人広告にはない強みです。

メリット④検索(YouTubeSEO)から自然に応募を集められる

YouTubeでは、「○○会社 社員インタビュー」や「○○業界 転職」といったキーワードで情報収集を行う求職者も増えています。

こうした検索結果に自社の動画が表示されれば、広告費をかけずに求職者と接点を作ることが可能です。このYouTubeSEO(VSEO)を活用した自然流入の応募は、求人広告に頼らない採用チャネルとして機能します。継続投稿でチャンネルが育てば、安定した応募流入を作ることが可能です。

YouTube採用を始める前に知っておきたい4つのポイント

YouTube採用は、中長期的に大きな効果が期待できる施策です。一方で、始める前に理解しておくべき注意点もあります。

150社以上の支援を通じて見えてきた、取り組む前に知っておくべき4つのことを整理します。

ポイント①即効性がない

YouTube採用の最大の注意点は、成果が出るまでに時間がかかることです。チャンネルを立ち上げてすぐに応募が集まることは少なく、一般的に成果が見え始めるまで3〜6か月、安定した流入が生まれるまで6か月〜1年かかります。

「急いで採用したい」という状況には向きません。実際に、焦って3本ほど投稿して成果が出ないからと運用をやめてしまう企業は少なくありません。しかし、チャンネルは継続によって徐々に育っていくため、途中で止めてしまうのは大きな機会損失になります。

即効性への不安があるなら、急ぎの採用は求人媒体で対応しながら、並行してYouTubeチャンネルを育てていく設計が現実的です。また、YouTube採用は「バズらせること」が目的ではありません。BIRDYが支援した50店舗規模の接骨院チェーンでは、登録者数1,500人・平均再生数500〜1,000回程度の小規模チャンネルでも、1年半の継続運用によって、YouTube経由の採用コストを年間3,000万円以上削減できた事例があります。

筆者・鳥屋

成果のカギは再生数の大きさではなく、ターゲットに届く動画を地道に積み上げることです。

チャンネルが育つにつれてミスマッチが減り定着率が上がるため、「採用し続けなければいけない状況」自体が徐々に解消されていきます。YouTube採用は「採用スピードを上げる手段」ではなく、「採用の消耗サイクルから抜け出す手段」として設計するのが正解です。

ポイント②継続運用の工数が重い

採用動画の制作には、企画・撮影・編集・サムネイル作成・投稿・分析というプロセスが伴います。1本あたりの制作に数日〜数週間かかることも珍しくなく、社内で内製しようとすると月120〜150時間の工数が発生するケースもあります。

採用担当者が兼務で対応しようとして、本業の採用業務に支障をきたすというのはよくある失敗パターンです。こうした負担を減らす方法として有効なのが、動画制作や運用の外注です。

企画・制作・分析を外部パートナーに任せることで、社内工数を月20〜25時間程度まで抑えられるケースもあります。社内側は「撮影日に立ち会う」「出演者を調整する」といった最低限の対応だけで済むため、無理なく継続しやすい体制を作れます。

ポイント③効果測定・社内への説明が難しい

再生数やチャンネル登録者数は増えているのに、採用への直接的な貢献が見えないというケースがあります。特に経営層や役員への稟議説明の場面で「本当に効果があるのか」と問われたとき、採用責任者が答えに詰まるケースもあるでしょう。

この問題を防ぐには、運用開始前に「採用成果」に紐づけたKPIを設定しておくことが重要です。再生数ではなく「問い合わせ数・採用人数・ミスマッチ離職率」など事業指標に直結した指標を最初に決めておくことが重要です。そうすることで「この動画経由で○名採用できた」という数字が蓄積され、社内への説明も明確になります。

ポイント④社員出演の社内合意が取りにくい

「顔を出したくない」「何を話せばいいかわからない」という社員の心理的ハードルや、「うちの社員で大丈夫か」という経営層の不安から、撮影前の社内合意に時間がかかるケースがあります。

こうした場合は、強制ではなく希望者から1人起用するだけで十分スタートできます。出演した社員の動画が採用につながった事実を社内に共有することで、「次は自分も出たい」という雰囲気が自然と生まれていきます。出演経験がキャリアのアピール材料になることを伝えることも、合意を得やすくする有効なアプローチです。

YouTube採用で失敗する企業の共通点

YouTubeを活用しても成果が出ない企業には共通したパターンがあります。YouTube採用を始める前に、以下の5つを確認しておきましょう。

①再生数・登録者数だけを追ってしまう

採用動画の目的は「採用数を増やすこと」です。再生数が伸びても応募が来なければ意味がありません。エージェントへの紹介手数料は1人採用するだけで150万円を超えるコストが発生します。

それと同様に、採用動画も「費用対効果」で測るべきものです。にもかかわらず「再生数が少ない」「登録者が増えない」を問題視してしまい、採用に直結しない方向でコンテンツを作り続けてしまうケースが多く見られます。指標は「再生数」ではなく「問い合わせ数」「応募数」「採用単価の変化」で管理しましょう。

②良い面だけを見せてリアルさが伝わらない

「条件は良いのに職場の雰囲気が合わなかった」という経験を持つ転職者は多く、求職者は入社前にリアルを確認したいと強く思っています。それにもかかわらず、良い面しか映していない動画は「広告っぽい」と受け取られ、志望度が上がりません。

結果として、ミスマッチが解消されないまま早期離職のサイクルが続きます。「仕事の大変な点」「入社前と後のギャップ」を正直に話してもらう動画の方が、マッチ度の高い応募者が集まり、定着率が上がります。

③採用ターゲットを決めずに動画を作る

「どんな人に来てほしいか」が曖昧なまま動画を制作すると、誰にも刺さらないコンテンツになります。求人媒体への掲載は「すでに求職中の人」にしか届かないのと同様に、YouTubeでも「自社を知らない潜在層」にリーチするには、ターゲット像を明確にした上でコンテンツを設計することが大前提です。

筆者・鳥屋

採用したい職種・年代・価値観を先に決め、「その人が検索しそうなキーワード」から逆算して企画することが成果への近道です。

④応募導線が弱く、動画視聴後の行動につながらない

動画を見た求職者が「応募したい」と思っても、概要欄に採用ページのURLがない・問い合わせ方法が不明では、そのまま離脱してしまいます。動画の質が高くても、導線が弱ければ成果につながりません。概要欄へのURL記載、動画内での口頭案内など、複数の導線を整備することが重要です。

⑤3本程度で成果判断して運用を止めてしまう

YouTube採用は、最低でも6か月〜1年の継続投稿を前提に取り組むべき中長期施策です。3〜5本程度で「効果がなかった」と判断して止めてしまうケースが非常に多いですが、これは最も勿体ない失敗パターンです。

チャンネルの信頼性・検索評価・動画資産の蓄積は時間をかけて積み上げるものです。

筆者・鳥屋

月1〜2本のペースで継続し、データを見ながら改善していくサイクルが成果につながります。

BIRDYでは150社以上の支援実績をもとに、失敗パターンを回避する初期設計からサポートします。お気軽にお問合せください。

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YouTube採用が向く企業・向かない企業

YouTubeを採用に活用する前に「自社に合うのか」を判断しておくことが重要です。それぞれの特徴を以下の表でまとめました。

向いている企業の特徴

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特徴理由
カルチャー・ビジョンが強い会社会社の「空気感」は動画でしか伝わらない。理念共感した人材が集まりやすい
仕事内容で差別化が難しい業種(通信・保険・建設など)商材の違いではなく「社長や社員の人柄」で選んでもらえる
採用コストをかけているのに定着率が低い会社ミスマッチ解消こそYouTube採用の最大の強み
認知度は低いが実態は良い会社動画で「知ってもらえていない魅力」を可視化できる
今すぐではなく中長期で採用を安定させたい会社資産型メディアとして積み上がる特性と相性が良い

向いていない企業の特徴

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特徴理由
今すぐ採用したい(1〜2か月以内)成果が出るまで最低3〜6か月かかる構造上、急ぎの採用には不向き
自社の組織・職場環境に自信がない動画は実態を映すため、ネガティブな印象が伝わるリスクがある

「うちの業種でYouTube採用は使えるのか」と思われた方も、まずはBIRDYへご相談ください。業種・フェーズに合わせた最適な活用方法をご提案します。

YouTubeを採用活動に活用する5種類の動画

採用に使えるYouTube動画は、目的によって種類が異なります。貴社の採用課題に合わせて、制作する動画の種類を選びましょう。

動画の種類主な効果
社員インタビュー志望度向上・ミスマッチ削減
仕事紹介・1日密着業務理解促進・応募前離脱防止
社長・経営者メッセージ理念共感・文化採用
会社紹介・オフィスツアー職場環境の可視化
入社前後比較インタビューギャップ解消・定着率向上

まず「社員インタビュー」から始め、採用課題に応じて他の種類を追加していくのが最も効率的なアプローチです。

①社員インタビュー動画

社員インタビュー動画は、求職者が見たいコンテンツです。実際に働く社員が語る「仕事のリアル」「入社の決め手」「職場の雰囲気」が、応募者の意思決定に直結します。複数の職種・年代・部署の社員が登場すると、多様な求職者にリーチできます。

制作のポイント
  • 台本を読んでいる感をなくす(自然な会話形式が効果的)
  • 「つらいこと」「失敗談」も含めると信頼性が増す
  • 1動画の長さは5〜10分が視聴維持率の観点で最適

②仕事紹介・1日密着動画

「実際にどんな仕事をするのか」を見せる動画は、仕事の具体的なイメージが伝わるため、応募後のミスマッチを効果的に減らせます。特に1日密着型の動画は、朝の出社から退社まで時系列で追う構成のため、ストーリーとして自然に引き込まれやすく、視聴維持率が高くなる傾向があります。

制作のポイント
  • 実際の業務シーンを撮影する
  • 1日のスケジュールを時系列で見せる
  • 「忙しい時期」「落ち着いた時期」など複数パターンを撮影

▼くわしい制作方法は、以下の記事でも解説しています。

③社長・経営者メッセージ動画

代表の想い・ビジョン・会社の文化を伝える動画は、会社の「哲学」に共感した求職者を集めます。文化的なミスマッチを減らす効果が高く、特に理念採用・文化採用を重視する企業に有効です。

制作のポイント
  • 創業ストーリー・将来ビジョンを盛り込む
  • 5〜15分程度の中尺で、丁寧に語る
  • BGM・字幕で見やすさを確保する

④会社紹介・オフィスツアー動画

職場環境・オフィスの雰囲気・福利厚生の実態を見せる動画は、リモートワーク可否・福利厚生・オフィス環境を重視する求職者層に訴求力があります。

制作のポイント
  • オフィスの全フロアを案内する
  • 休憩スペース・福利厚生施設を映す
  • 在宅勤務日と出社日の違いも紹介する

⑤先輩社員の入社前後比較インタビュー

「入社前に思っていたこと」vs「実際に働いてみて」という構成は、入社後ギャップに不安を持つ求職者(特に転職者・第二新卒)に特に響きやすいコンテンツです。

制作のポイント
  • 入社1〜3年目の社員を起用する
  • ギャップを正直に語ってもらう
  • ポジティブな変化と意外な発見の両方を伝える

YouTube採用動画を作る際のポイント

採用動画を制作する際に押さえるべき5つのポイントを解説します。

①「採用課題」から逆算してコンテンツを決める

「とりあえず動画を作る」のではなく、貴社の採用課題から逆算してコンテンツを設計しましょう。

採用課題おすすめの動画種類
母数が足りない会社紹介+社員インタビュー(認知拡大型)
ミスマッチが多い1日密着+入社前後比較インタビュー(理解促進型)
認知度が低い社長メッセージ+ブランディング動画
特定職種が採れない該当職種の社員インタビュー特化

採用課題が曖昧なまま動画を制作すると、誰にも刺さらない動画を量産することになりがちです。初期戦略の設計が成果を分けます。

②サムネイル・タイトルを戦略的に設計する

YouTubeは検索エンジンでもあります。タイトルにキーワードを含め、サムネイルのクリック率を最大化することが、採用動画を見てもらう大前提です。

具体的には以下のような工夫が効果的です。

  • タイトルに「業界名」「職種名」「会社名」を含める
  • サムネイルに社員の表情を大きく入れる
  • サムネイルに短いキャッチコピーを入れる(例:「入社3年目のリアル」)

③自然体の社員が出演した動画のほうが伝わりやすい

演技的なコメントより、等身大の社員が自然に話している動画の方が求職者に伝わりやすいです。過度な演出より「リアルさ」を優先しましょう。プロの俳優を使った動画は一見クオリティが高く見えますが、「広告っぽい」「実態が見えない」と求職者に判断されることが多いため、採用動画としては逆効果になりやすいです。

④継続投稿でチャンネルを育てる

1本の動画で成果を出そうとせず、月1〜2本のペースで継続投稿することでチャンネルの信頼性が高まり、検索で発見されやすくなります。YouTubeのアルゴリズムは、継続的に動画を投稿しているチャンネルを優遇する傾向があります。

筆者・鳥屋

最低でも6か月〜1年の継続投稿を前提に、コンテンツ計画を立てましょう。

⑤分析・改善のPDCAを回す

視聴維持率・クリック率・問い合わせ数を計測し、改善を繰り返すことで採用効果が少しずつ積み重なっていきます。動画の視聴維持率が50%を切る箇所は、求職者が離脱しやすいポイントです。次の動画ではその要素を改善するというPDCAを回すことで、3本目・5本目・10本目と進むうちに動画のクオリティが大きく上がります。

「制作して終わり」にしない運用が、YouTube採用を成功させる最大の鍵です。また採用動画は「YouTubeで見てもらう」だけでなく、採用フローの各ステップで活用する視点も、成果を上げます。たとえば面接通過後の候補者に動画URLを送る・内定後のフォローとして社員インタビューを共有するといった設計で、内定辞退率をさらに下げることが可能です。

YouTube採用の具体的な始め方|4ステップ

YouTube採用を成功させるには、「とりあえず動画を1本作る」という進め方では成果が出ません。採用目標から逆算した設計が、結果を大きく左右します。初めてYouTubeを採用に活用する企業向けに、実践的な4ステップを解説します。

ステップ1.採用目標・ターゲットを明確にする

最初に「なぜYouTubeで採用したいのか」を具体化します。目標が曖昧なままコンテンツを作り始めると、誰に向けたコンテンツなのかがぼやけやすくなります。

特に、以下の3点は事前に明確にしておくことが大切です。

  • 採用課題の特定:応募数が少ない/ミスマッチが多い/特定職種が採れない、など
  • 採用ターゲットの明確化:職種・年齢層・転職意向度(潜在層or顕在層)
  • 成功指標の設定:「3か月以内に○名採用」「ミスマッチ離職率を○%下げる」など数値で定義する

ステップ2.チャンネル設計と動画企画

採用目標が決まったら、チャンネルの方向性と最初に作る動画を企画します。初めてYouTube採用に取り組む企業は、「社員インタビュー1本」から始めるのが最も失敗の少ない選択です。求職者が最も知りたい「働くリアル」を等身大で伝えることで、初期から問い合わせが発生しやすくなります。

企画段階で決めておくべき項目は以下の通りです。

  • 出演者(職種・年代・入社年数のバランス)
  • 動画テーマ(「なぜこの会社を選んだか」「仕事のやりがいと大変さ」など)
  • 動画の長さ(社員インタビューは5〜10分が視聴維持率の観点で最適)

ステップ3.撮影・編集・公開(YouTubeSEO対策)

制作した動画を公開する際は、YouTubeSEO(VSEO)の設定を丁寧に行うことで検索からの流入が生まれます。

公開時に必ず設定すること
  • タイトル:「○○業界社員インタビュー」「○○株式会社入社○年目のリアル」など検索キーワードを含める
  • サムネイル:社員の表情を大きく入れたオリジナル画像(クリック率が3〜5倍変わる)
  • 概要欄:会社紹介・採用ページURL・問い合わせ先を冒頭300文字以内に記載
  • 章設定(チャプター):視聴維持率の向上と検索ヒット率の向上に貢献する

ステップ4.分析・PDCAで改善を繰り返す

投稿後はYouTubeStudioの分析機能で、毎月以下の指標を確認します。

  • クリック率:5〜10%が目安。下回る場合はサムネイルとタイトルを改善
  • 視聴維持率:40〜60%が目安。離脱箇所を特定して次の動画の構成に反映
  • 問い合わせ数:概要欄・動画内CTAからの流入数を追跡

この分析と改善のサイクルを3本・5本と繰り返すことで、採用効果が雪だるま式に積み上がります。「制作して終わり」ではなく、データを見ながら改善し続ける姿勢が、YouTube採用で成果を出す企業と出せない企業の差を生みます。

筆者・鳥屋

BIRDYでは戦略設計から撮影・編集・PDCA管理まで一気通貫でサポートしています。費用感や進め方の相談だけでも、毎月5社限定で無料対応しています。

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YouTube採用動画の費用相場

YouTube採用動画の費用相場を、種類別に整理します。

動画の種類費用の目安(1本)備考
社員インタビュー動画(撮影・編集込み)40万〜120万円出演者数・撮影日数で変動
編集のみ(社内撮影素材あり)3万〜15万円スマホ撮影でも対応可
アニメーション採用動画50万〜300万円超キャラクター作成有無で変動
チャンネル運用代行(月次)月額30万〜200万円企画・制作・投稿・分析込み

費用を下げる現実的な方法

費用を抑えたい場合は、社内でスマートフォン撮影→外部編集という組み合わせで対応できます。素材を社内で撮影し、編集だけプロに依頼すれば、1本3万〜15万円程度に抑えることが可能です。

ただし、採用ブランディングとして使う場合はクオリティが応募率に直結するため、プロへの依頼を推奨します。低品質な動画は逆に企業イメージを下げるリスクがあります。

内製vs外注の判断軸

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項目内製外注
月間工数120〜150時間20〜25時間(約6分の1)
1本あたりコスト人件費+機材費40万〜120万円
立ち上げまでの期間6か月〜1年1〜3か月
クオリティ担当者のスキル依存安定した品質

採用活動の本気度・予算・社内リソースを総合的に判断して選択することになりますが、採用ブランディングを本格的に進めるなら外注でクオリティと継続性を担保するのが現実的な選択です。

YouTube採用のコストパフォーマンス

求人媒体の掲載費と比較すると、YouTube採用のコストパフォーマンスは中長期で大きく上回ります。

たとえば、月額50万円の求人媒体を1年間掲載し続けると年間600万円のコストが発生します。一方、同じ600万円で採用動画を8〜10本制作して運用すれば、動画は資産として残り続け、2年目・3年目も採用効果をもたらし続けます。

筆者・鳥屋

YouTube採用は「初期投資型」のコスト構造であるため、スタートアップや採用頻度の高い企業ほど、長期的なROI(投資対効果)が高くなります。

YouTube採用の成功事例|BIRDYの実績

BIRDYでは、150社以上の企業YouTube支援を通じて、採用課題の解決にも数多く貢献してきました。

1本の動画で16名採用した事例

ある支援企業では、YouTube経由で16名の採用につながりました。

成功のポイントは以下の3点です。

  • 採用ターゲットに刺さる職種を選定(求職者の母数が大きいポジション)
  • 動画内で「働く社員のリアルな声」を等身大で伝えた
  • YouTubeSEO(VSEO)で検索流入を確保するタイトル・サムネイル設計

特に「仕事の大変な点」や「入社前と後のギャップ」を正直に語ってもらったことで、求職者からの信頼が高まりました。「良いことしか言わない採用動画」より、リアルを見せた動画のほうが、ミスマッチが減り入社後の定着率も高まるという傾向があります。

筆者・鳥屋

採用動画は「数を作る」より、「狙うターゲットに深く刺さる1本」を丁寧に設計することが成果につながります。

BtoB企業のチャンネル立ち上げ事例

採用とは別軸ですが、BIRDYが支援するBtoB企業では、運用開始から3か月で1,000万円の受注につながった事例もあります。

▼くわしい内容はこちら

YouTubeは採用だけでなく、営業・ブランディング・採用の3軸で機能するため、複合的な投資対効果が期待できます。「採用のためにYouTubeを始めたら、見込み客からの問い合わせも増えた」という副次効果は、BIRDYの支援企業でよく聞く声です。採用コンテンツは、会社の価値観・強み・働く人の姿を映すため、顧客視点での信頼醸成にも直結するという特性を持っています。

YouTube採用のご相談はBIRDYへ

「YouTube採用をやってみたいが、何から始めればいいかわからない」「自社で採用動画を作ってみたが成果が出ない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

BIRDYは、企業様のYouTube運用に特化した会社です。代表の鳥屋直弘はStockSun認定パートナーとして認定されており、これまで150社以上の企業チャンネルを支援、累計15,000本以上の動画制作に携わってきました。

採用・売上・ブランディングなど、事業成果に直結するYouTube運用が強みです。「1本動画で16名採用」「3か月で1,000万円受注」といったたしかな実績があります。

毎月5社限定・営業なし・完全無料で、貴社のYouTube採用に関する戦略相談を承ります。「自社にYouTubeが合うか相談したい」「他社の事例を聞きたい」という段階からでも、お気軽にご連絡ください。

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YouTube採用に関するよくある質問

YouTube採用にかかる費用はどのくらいですか?

動画1本あたりの制作費は40万〜120万円(撮影・編集込み)が目安です。チャンネル運用代行の場合は月額30万〜200万円の幅があります。

費用感は依頼内容・本数・制作会社によって大きく異なります。BIRDYでは貴社の採用課題と予算をヒアリングした上で、ROIを最大化するプランをご提案しています。

効果が出るまでどのくらいかかりますか?

一般的に3〜6か月で成果が見え始め、6か月〜1年で安定した流入が生まれるケースが多いです。「最低6か月は継続投稿する」前提で設計しつつ、今すぐの採用は既存の求人媒体と並行して対応するのが現実的です。

新卒採用・中途採用どちらに効きますか?

どちらにも効きますが、アプローチは異なります。新卒採用では、就活生が企業名を検索して動画で企業理解を深める行動が多いため、会社紹介・社員インタビューが特に有効です。

中途採用では、転職意向が高まった求職者が「業種名+社員インタビュー」などのキーワードで検索するため、職種別の仕事紹介・1日密着動画が反応が良い傾向があります。

BIRDYでは新卒・中途ともに支援実績があります。ターゲットに合わせた動画設計をご提案しますので、お気軽にご相談ください。

費用対効果はどうやって測ればいいですか?

再生数やチャンネル登録者数ではなく、「動画経由の問い合わせ数」「採用人数」「ミスマッチ離職率の変化」で測ることを推奨します。

YouTubeStudioの分析機能に加え、概要欄のURLにUTMパラメータを付与することで、動画経由の採用ページ流入を正確にトラッキングできます。運用開始前にKPIを設定しておくことで、社内への説明も明確になります。

まとめ:YouTube採用を「資産」に変えるために

YouTube採用の本質は、採用コストを削減することではありません。ミスマッチをなくして定着率を上げ、「採用し続けなければいけない状況」そのものを解消することです。求人媒体への依存から抜け出し、採用を「消費」から「資産」に変える取り組みです。

成功のポイントは以下の3つです。

  • 採用課題から逆算してコンテンツを設計する(誰に何を届けるかを最初に決める)
  • 継続投稿でチャンネルを育てる(最低6か月〜1年・止めないことが最大の戦略)
  • 分析・改善のPDCAを回す(再生数ではなく採用成果で測る)

YouTube採用は、取り組み始めた企業が動画資産を積み上げていく「先行者優位」の施策です。今この記事を読んでいる時点で、競合他社がまだ動いていないなら、それは大きなチャンスです。

「自社で取り組むのは難しそう」「成功事例を聞きたい」とお感じの貴社は、ぜひ一度BIRDYへご相談ください。150社以上の支援実績をもとに、貴社の採用課題に合わせた最適なYouTube採用戦略をご提案します。

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この記事の筆者

【鳥屋直弘】

株式会社BIRDY代表取締役/StockSun認定パートナー

企業のYouTube運用を専門とするマーケター。
これまで150社以上の法人チャンネルを支援し、累計15,000本以上の動画制作に携わる。

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YouTubeの運用代行・コンサルティングはBIRDYにお任せください!

株式会社BIRDY(バーディ)は、東京都新宿区を拠点に活動する企業専門のYouTube運用代行・動画制作・コンサルティング会社です。戦略設計から法人チャンネル立ち上げ、撮影・編集、内製化支援まで一気通貫で対応できる日本でも数少ないパートナーとして、上場企業複数社を含め、累計150社以上のYoutube支援・1万本以上の動画を企画・制作してきました。

代表の鳥屋自身が実際に運用してきたYouTubeチャンネルの知見を活かし、机上の理論ではなく“実戦ベース”で成果を出せるサポートを提供。ビジネス系チャンネル・法人チャンネルのノウハウは日本トップクラスです。マーケティング×制作の両軸から企業YouTubeを成功へと導きます。

「YouTubeを活用して集客・採用・ブランディングを強化したい」という企業様は、ぜひ一度ご相談ください。

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