- YouTube運用は「PM・企画ディレクター・編集ディレクター・編集者」の4つの役割で成り立つ
- PMは事業全体を俯瞰し、売上につながるYouTube戦略を設計する
- 企画ディレクターは企画立案や数値分析を通じて、チャンネルの成長を担う
- 編集ディレクターは動画の品質担保と工程管理を担当し、安定した運用を支える
- 編集者は動画編集や演出を担当し、視聴しやすい動画へ仕上げる
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YouTube運用に必要な4つの役割

YouTube運用では、主に以下の4つの役割に分けてチームを構成します。
| 役割 | 主な仕事内容 |
|---|---|
| PM(プロジェクトマネージャー) | YouTubeを事業全体の施策として捉え、売上や問い合わせにつながる戦略を設計する |
| 企画ディレクター | 動画の企画立案や数値分析を行い、チャンネルの成長を担う |
| 編集ディレクター | 動画の品質担保や納期・進行管理を担当する |
| 編集者 | 動画編集やテロップ、演出などを行い、動画を完成させる |
それぞれ何を担っているのかを、詳しく見ていきます。
PMの役割|売上につなげる全体責任者
PM(プロジェクトマネージャー)の役割は、YouTubeチャンネルだけでなく、企業全体の売上や事業成果を見据えて運用を設計することです。
PMは、「YouTubeチャンネルが伸びたか」だけでは成果を判断しません。YouTubeを通じて問い合わせや採用、商品販売などの成果につながっているかを重視し、そのために必要な施策を考えます。
例えば、YouTubeチャンネルは伸びているものの売上につながっていない場合は、LINEへの導線を見直したり、ホームページのデザインや導線設計を改善したりと、YouTube以外の施策も含めて課題を解決します。
また、「企画は面白いがターゲットが合っていないのではないか」といったように、チャンネル全体を俯瞰しながら方向性を判断することもPMの重要な役割です。
企画ディレクターの役割|チャンネルを伸ばす責任者
企画ディレクターの役割は、YouTubeチャンネルを成長させることです。
PMが企業全体の売上を重視するのに対し、企画ディレクターは「チャンネルをどのように伸ばすか」に注力します。
最も重要な業務は、動画の企画を考えることです。企画を立案するだけでなく、公開した動画の数値を分析し、「どの動画が伸びたのか」「どの施策が効果的だったのか」を振り返りながら、今後の企画方針を決めていきます。
YouTube運用代行会社では、企画ディレクターがクライアントとの窓口を担当することが多くあります。企画ミーティングの進行や資料作成に加え、企画内容によっては出演者やゲストのキャスティング、台本設計まで担う重要な役割です。
編集ディレクターの役割|品質と納期を守る責任者
編集ディレクターの役割は、大きく分けて「動画の品質担保」と「工程管理」の2つです。
まず重要な役割が動画の品質担保です。
動画の品質担保とは、チャンネルの基準を満たした動画に仕上げることです。編集者が完成させた動画をそのまま公開するのではなく、編集ディレクターが最終確認を行います。誤字脱字だけでなく、チャンネル内で使う言葉や表現に統一感があるか、演出や効果音が動画の内容に合っているかなども確認します。
もう1つの役割は工程管理です。
工程管理とは、動画を予定どおり公開できるように、制作全体のスケジュールや進捗を管理することです。YouTubeチャンネルは継続的に動画を公開することが重要なため、納期を守るためのスケジュール管理が欠かせません。編集ディレクターは編集者の進捗を確認しながら、予定どおり公開できるよう制作全体を管理します。編集者の作業が滞った場合は、自らが編集者の業務を巻き取って仕上げることもあります。状況に応じて柔軟に対応し、制作工程を止めないことも編集ディレクターの重要な役割です。
編集者の役割|動画を完成させる制作担当者
編集者の役割は、撮影した素材を1本の動画として完成させることです。
具体的には、不要な部分をカットし、テロップや字幕、BGM、効果音などを加えながら、視聴しやすい動画へ仕上げます。また、音声や映像の乱れを調整し、一定の品質まで引き上げることも編集者の仕事です。
編集者の技術が高ければ、編集ディレクターによる修正は少なくなります。しかし、優秀な編集者は編集ディレクターへステップアップするケースも多いため、品質を維持しながら複数の編集者をまとめる役割として、編集ディレクターは欠かせない存在です。
サムネイル担当者は編集者と分けた方がいい
サムネイルは、編集者とは別の担当者が制作するのがよいでしょう。
サムネイル制作は、編集者が担当することもありますが、動画編集とサムネイル制作では求められるスキルが異なります。
編集者ごとにサムネイルを作成すると、デザインやテイストがばらつき、チャンネルとしての統一感が失われる可能性があります。
そのため、サムネイルは1人または2人程度の担当者に固定し、一定のデザインやクオリティを維持するのがおすすめです。
各ポジションに求められる能力

YouTube運用では、それぞれの役割によって求められる能力が異なります。
PMには事業全体を見渡す視点、企画ディレクターには企画力や分析力、編集ディレクターには高い編集スキルと進行管理能力、編集者には動画を完成させる編集スキルが求められます。
各ポジションに求められる能力をまとめると、以下のとおりです。
| ポジション | 求められる能力 |
|---|---|
| PM | 売上から逆算して考える力、クライアント対応力 |
| 企画ディレクター | 企画力、分析力、YouTubeへの理解、コミュニケーション能力 |
| 編集ディレクター | 高い編集スキル、柔軟な対応力、レスポンスの速さ |
| 編集者 | 動画編集スキル |
PMに必要なのは「社会人としての経験と事業を俯瞰する力」
PMには、社会人として培った経験と、事業全体を俯瞰する力が求められます。
PMの役割は、クライアントと直接やり取りしながら、YouTubeをどのように売上へつなげるかを考えることです。そのため、営業やコンサルティングなど、企業の課題解決に携わってきた経験が活かせます。
もちろんYouTubeの知識も必要ですが、それ以上に重要なのは、事業全体を理解し、「YouTubeを使ってどのように成果を出すか」を考えられることです。
企画ディレクターに必要なのは「YouTubeへの深い理解とコミュニケーション能力」
企画ディレクターに求められるのは、YouTubeへの深い理解とコミュニケーション能力です。
企画ディレクターは、企画立案だけでなく、クライアントとの打ち合わせや企画会議の進行、撮影現場でのファシリテーションなど、人と関わる場面が多くあります。そのため、企画力だけでなく、円滑にコミュニケーションを取る力も欠かせません。
また、YouTubeはトレンドの変化が早いため、普段からさまざまなチャンネルを視聴していることも重要です。多くの動画を見ている人ほど、「この企画はあのチャンネルを参考にできる」といったアイデアを素早く引き出せます。
そのため、企画ディレクターには、普段からYouTubeを視聴し、トレンドや人気企画を日常的にインプットする姿勢も求められます。
編集ディレクターに必要なのは「高い編集スキルと柔軟な対応力」
編集ディレクターに最も求められるのは、高度な編集スキルです。
編集ディレクターは、編集者からの質問に答えたり、動画の品質をチェックしたりするだけでなく、編集者の対応が難しくなった場合には、自ら編集を引き継いで動画を完成させることもあります。そのため、編集の知識と技術が欠かせません。
また、編集ディレクターは制作工程を止めないことも重要な役割です。編集者から動画が提出されたら素早く確認し、修正点があればすぐにフィードバックするなど、スピーディーに対応することが求められます。
高い編集スキルに加え、レスポンスの速さや責任感を持って制作全体を管理できることが、編集ディレクターに必要な能力です。
編集者に必要なのは「動画を形にする編集スキル」
編集者に最も求められるのは、編集スキルです。
動画編集の品質を保つことはもちろん、ディレクターからの修正指示にも柔軟に対応し、安定した品質で動画を制作できることが重要です。
また、編集スキルに加えて対応力やスピードを備えた編集者は、編集ディレクターへステップアップしていくこともあります。
まとめ|YouTube運用は役割分担が重要
YouTube運用では、動画を編集するだけでなく、企画立案や品質担保、進行管理、数値分析、売上につなげる戦略設計など、さまざまな業務が発生します。
そのため、成果を出し続けるには、PM・企画ディレクター・編集ディレクター・編集者がそれぞれの役割を担い、専門性を活かしながら運用することが重要です。
特に、企画ディレクターと編集ディレクターは担当する業務が大きく異なり、どちらも業務量が多いポジションです。1人で兼任すると企画立案や品質担保、工程管理などの負担が集中しやすくなるため、それぞれ別の担当者が担うことをおすすめします。役割を適切に分担することで、動画の品質と更新頻度を維持しながら、継続的なチャンネル運営につなげられるでしょう。
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